2011年12月15日木曜日

自作エフェクターボード!

ボードをとうとう自作しました。ボード二枚使いのめんどくささに堪えかねて・・・
ということでメモを兼ねて&実際自分も色んな方のブログを読んで参考にしたので、ブログ記事に残しておこうと思います。

まずは



今までの状態。
普段は右側のPEC-1が入ってる方のみを持ち運びし、必要に応じて左側の飛び道具達も追加、っていうスタンスをとってたんですが

・スイッチャーに一々組むのがめんどい
・竿以外にケース2つ、シールドケース1の荷物を運ぶのがめんどい
・したがって搬入時、少しでも遠い駐車場に止めたら両手ふさがってジュースも飲めやしない
・片付けもめんどい(特にワンマンじゃないステージの場合)
・つないでないときは当たり前だけどその場のインスピで飛び道具が使えない

等の弊害があったので、やはりもう1つにしてしまおう!と。
一大決心してサウンドハウスさん等を覗いてたんですが、まぁボードケースの高いこと。

今まで使ってたARMOR PS-1が15000円ほどなんですが、それより大きいサイズとなると選択肢は少なくてCUSTOM AUDIO製になるのですが、これがお高い!
一気に3万~6万辺りのお値段に上がってしまうのです。
機材なんてそんなもんよ、と割り切って購入してしまおうかとも考えたんですが、そもそも牛丼が300円台で食べられるこの時代。ちょっと違うな、ならいっそDIYしてしまおう!と思い立ったわけです。

というわけで、ホームセンターと楽器屋をハシゴして揃えました。

ホームセンター入手
・スノコ 2000円ちょい
・ラッカースプレー 700円
・取っ手 ペア 1000円くらい
・結束バンド 以前購入したので0円

楽器屋入手
・マジックテープ(オスメスセット) 石橋楽器で3セット 2000円ちょい
・GATOR GK76(キーボードケース) 15000円ちょい(これが何気に高かった)

レッツDIY!


こちら素スノコ。かなり大きいボードを作成したかったので120×45程度の大サイズを。

これに、まずはレイアウトを考えます。


あーでもない、こーでもないと。
ある程度隙間を空けてレイアウトしないと各配線類が通らなくなるので、配置にはかなり気を使います。
ちなみにこの配置の仕方だとちょっと危ないです。
さて大体のレイアウトも決まり、このままでもいいんですが、ちょっとだけ見た目に拘ろうと黒のラッカースプレーで塗りました。


こんな感じ。薄く塗ったので木目も見えていい感じ(決してめんどうだったのではない)
写真には見切れてますが、端っこの方少しダマになってるので作業はちゃんと昼間にやりましょう。

そして両端に取っ手をつけて(スノコの足場がある部分に付けた方が強度がありお勧め)、レイアウトした場所にマジックテープを付けーのー、足りない部分は結束バンドで補足しーのー



こういう形に。
配線類が少々汚いので、これはそのうち気が向いたら直そうと思います。
というのも買ってちょっと失敗したのが、このスノコ結構板の幅が広いんですね。そのせいもあってスノコボード特有の配線を裏に回す小技が出来なかったのです。
板幅広い方が設置面積多くてペダルも安定するのですが、配線回せなかったり結束バンド入れる幅が中々なかったりと不便な面もあるのでスノコを買う時は注意しましょう。
多分メーカーやホームセンターによって板幅は大分違うかと思います。

後よーく見ると取っ手が気持ち上付きになっています。
これはPEC-1のサイズ上仕方なかったのですが、運ぶ時注意しないと斜めになって危険が危ない。
まあ剥き身のまま運ぶ事もそうないんで致し方なし。




そしてGATORの76鍵ケースにぴったり。横幅に関しては余る事を想定していたので、車にあったどうでも良い布で補強。
奥行きは恐ろしいくらいぴったりでした。GATORの内寸が45だったので、ぴったりうまくいくかな、入らなかったらどうしようと戦々恐々としていたのですが見事ぴったりでした。

正直言うとちょっとだけ押し広げてる間隔があったので、スノコの方は43~44cmで売ってれば一番いいです。


というわけで完成したスノコボード。
お値段は2万円ちょいと、既製品買うより大分安く済みました。お値段以上の仕上がりでした。

しかしスノコはスノコなんで今後耐久性の問題が出てくるとは思います。
雑な生涯を生きてきた私でありますが、気をつけて持ち運びしたいと思います。

プロフィール



二村学(nimura manabu)

profile
1985/8/17神奈川県出身。
数々のバンドをこなした後、ベーシスト宮下智氏に師事。
ボトムの低い正統派4弦ベーススタイルを継承しつつ、パンクロック・オルタナティブ等の衝動的なロックサウンドからファンク・ラテンに至るまで多ジャンルに対応。

サウンドメイクは、ジャズベース・プレシジョンベースを使用し、ナチュラルなサウンドからクランチ・ファズ・ワーミー・ベースシンセ・ディレイ等を駆使し、アーティストの楽曲に様々な色を添える。

現在はボーカロイドPを核としたバンド「et nu」、「Jerry Fish」等で定期的に活動する傍ら、BGM製作や様々なアーティストのバック、レコーディング参加等、幅広く活躍している。


works(A→Z)

石月努(LIVE)
伊藤静(LIVE)
EGOIST(REC)
金元寿子(REC)
カヒミ・カリィ(REC)
神谷浩史(REC)
ClariS(REC)
茅野 愛衣(REC)
KIX-S(LIVE)
Gero(LIVE・REC・COMPOSE・ARRANGE)
小林ゆう(REC)
近藤佳奈子(REC)
佐藤ひろ美(REC)
Supercell(PV・REC)
杉田智和(REC)
戦国BAND(LIVE・REC)
園崎 未恵(REC)
disburden(LIVE)
B.G.M Festival vol.1(ハウスバンド)
Tia(REC)
Team-OZ(LIVE・REC・COMPOSE・ARRANGE)
戸松 遥(REC)
nao(REC)
沼倉 愛美(REC)
Nob(LIVE)
早見 沙織(REC)
ピコ(LIVE)
Prico(LIVE)
古川本舗(LIVE・REC)
宮野真守(REC)
癒月(REC)
yozuca*(LIVE)

他多数

Gear
・Fender USA 1966年製 Jazz Bass
・momose JB-STD
・Fender USA 1975年製 Precision Bass

・Providence PEC-1
・HUMA line selector
・ERNIE BALL ボリュームペダル
・KLON CENTAUR(自作)
・TECH21 SansAmp
・MXR Bass Blow Torch
・Electro Harmonix Bass Big Muff π
・DUNLOP Cry Baby 105Q
・Akai deep Impact SB-1
・GUYATONE MD3
・LOVE PEDAL ECHO baby
・Boss TU-2

・AVALON U-5

・ampeg SVT-VR
・SWR SM-400
・Marshall Bass CABINETS(old)


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